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福井市散策 武周ヶ池

〒910-3516 福井市風尾町1-13 殿下公民館

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水面に映える紅葉は神秘的な美しさ。神秘とロマンの池、武周ヶ池。

 

 神秘とロマンの池、福井市の武周ヶ池。400年以上前に池の東側にあった天賀峯という山が、天正18年頃に山津波を起こして崩壊し、谷を塞いでできた池だと言われています。緑深い森に囲まれた池は外周約4qで、周囲には遊歩道もあり、森林浴が満喫できます。クリやミズナラでおおわれた湖岸の山を静かに水に写す武周ヶ池は、いかにも深山の池という感じで、休日にはハイキング客や釣り人でにぎわいます。

南側の湖底には、広い範囲にわたってタチヤナギの純林があり、福井県ではこの地区だけに見られるものです。おすすめは、紅葉シーズン。水面に映る紅葉は神秘的な美しさがあります。 越廼村エリアTOPへ

殿下中学校から車で約10分。秋から紅葉にかけてのシーズンが見頃です。

武周ヶ池の龍神

 今よりおよそ400年昔(天正18年※1590年)、冬巳の洪水と言われる山津波が天賀峰を崩し、武周谷を堰き止めました。谷川に水があふれ、神社や田畑を水没させて武周ヶ池が出来ました。享保の頃(1716〜)、武周村の五平という人が福井市郊外で身も心もうつろになってたたづむ娘を連れて七里の道を歩き武周村に帰りました。入水の場所を探していた娘の名は、「およせ」といい、今立郡五筒庄大滝の人でした。入水を止める五平に向かい、「このことを他言しなければ毎日、魚と金銭をあげましょう。約束を違えれば7代まで崇ります。」と言って池に身を沈めました。再び水面に顔を出した娘の姿は大蛇になっていました。その後、五平が約束を破ったため禍が次々と続きました。大正6年5月、蒲生水力発電所の水取口を造っている時の事です。大粒のヒョウが降り、池が波立ってきました。工事の石を運んでいた舟は暴風にさらされて池に沈み五平の縁者など3名が亡くなりました。度重なる災いに工事請け合い業者の木原文右門は一社を建てて大蛇の霊を祀り、武周ヶ池神社を創立し、例祭日は越知山越知神社と同じ日にしました。以後禍事はなく、武周ヶ池の水は大味川沿いの田畑を潤し、大正9年、越前海岸の越廼村に1600kw/hの水力発電所が完成しました。武周ヶ池から1700mの隋道を流れてきた水は文化の電気を起こし、更に昭和54年、蒲生から20kmも離れた越前町北部地区の簡易水道にも活用されました。同年、蒲生発電所は無人化になりましたが、例祭日には神事に併せ、安全祈願祭りが北陸電力の人たちによって厳かに執り行われ、地元の人たちが作る美池会が神社と発電に支障が無いよう池を守り、池の美化にも努めています。古くから池に石を投げると雨が降ると言われています。龍神となったおよせの涙雨でしょうか。愛の薄幸から愛の救済に解脱された龍神を縁結びの神と仰ぐ人も多く、湧き出る霊泉、「愛水の清水」は、泰澄大師と縁も深く、遠くから求めてくる者もあるようです。

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