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小浜市散策 鵜の瀬公園 |
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〒917-0246 福井県小浜市下根来(しもねごり) |
小浜市民まちづくり観光課 0770−53−1111 |
毎春、お水送りの送水神事が行われる鵜の瀬の紹介 |
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毎年3月2日、夕闇が迫る神宮寺の回廊から、赤装束の僧が大松明を振り回し、境内の大護摩に火が焚かれるとお水送りの儀が最高潮に達します。やがて、大護摩から松明に火をもらい受けた山伏姿の行者、白装束の僧侶、一般手松明行列、約三千人の行列が、ホラ貝の音とともに寺から2km上流の鵜の瀬へ向かいます。大護摩で最高潮に達した火は、ここで静かな流れに替わり、一筋の糸を引く光りの帯となります。鵜の瀬公園内にはお水送りに関連する資料が常設されています。 |
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《お水送りとお水取り》 | ||
奈良東大寺の初代別当(開祖)は、若狭小浜ゆかりの良弁僧正と言われています。神宮寺に渡ってきたインド僧「実忠」は、その後東大寺に二月堂を建立し、大仏開眼の祈りの行法を行いましたが、若狭の遠敷明神だけが、漁に夢中になりその法に遅れたため、お詫びとして、二月堂のご本尊にお供えする聖水を献じる事を約束し、若狭の鵜の瀬より地下を潜って水を導かせたと伝えられます。この湧き水の場所を若狭井と名付け、川淵は鵜の瀬と呼ばれるようになりました。この井戸より、水を汲み上げ本尊にお供えする儀式が、大和路に春を告げる神事『東大寺二月堂のお水取り』で、その神約を護り伝える行事が、若狭小浜の『お水送り』です。 |
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《小浜市の古寺巡り・・・小浜は貴重な文化財の宝庫です》 |
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■ 明通寺 (みょうつうじ) |
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鎌倉時代建立の本堂と総高22mの三重の塔はいずれも国宝。幾星霜を経て存在する荘厳なたたずまいを感じます。 |
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■ 神宮寺 (じんぐうじ) |
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毎年3月2日に行われる、奈良東大寺二月堂へのお水送り神事が有名な古刹です。室町時代建立の本堂(重文)は、神大山を借景に、若狭随一と言われる華麗な姿を見せてくれます。 |
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■ 萬徳寺 (まんとくじ) |
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敷きつめられた白砂が美しい国指定名勝の庭園を持つ寺院で、四季折々に様々な表情をみせてくれる花と自然が魅力です。 |
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■ 妙楽寺 (みょうらくじ) |
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弘法大師が再興したと言われる名刹です。桜並木の参道から山門をくぐると、境内には俗界と一線を画す静寂が広がり、鎌倉時代に建立された本堂(重文)は、若狭における最古の建造物です。 |
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